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音響MRミュージアム・トーク
江戸東京たてもの園

既存の設備に一切干渉せずに空間の文化価値を高める

江戸東京たてもの園が有する30棟の復元建造物は、来園者が棟内を歩くことで歴史や作品性を堪能できる体験型の展示物です。
Aurisを活用し、鑑賞者の移動や視線に合わせて、解説音声や環境音をインタラクティブに提供する「GATARI×江戸東京たてもの園 音響MRミュージアム・トーク」体験を提供しました。

ガイド
Background
スタートアップと東京都の協働で都政課題の解決を目指すピッチイベントUPGRADE with TOKYO第11回『通信技術・デジタル機器を活用した都立文化施設のアクセシビリティ向上』で優勝し、指定管理者制度により東京都歴史文化財団が管理する江戸東京たてもの園にて協業を開始しました。
Process
東京都生活文化局、東京都歴史文化財団、江戸東京たてもの園学芸員の方のご協力のもと、解説原稿の執筆を含めた企画制作を行いました。「Auris(オーリス)」で、位置測位の取得と解説音声の収録・配置等を行い、最も人気の高い復元建造物である「子宝湯」を中心に、計9棟において没入型の解説体験を提供しました。
Value
空間に一切干渉せずに高い体験価値を創り出すことが可能なAurisプラットフォームの活用により、文化財の魅力訴求と文化財保護の両立を実現しました。 江戸東京たてもの園の「文化財に包まれる」という特質的な魅力を最大限に引き出すため、体験者の興味に即して分岐する専門研究員による解説や復元建造物に関わる環境音など「音による情景表現」をシームレスに提供し、非接触型でありながらより高い没入感を得る濃厚な鑑賞体験を提案しています。

昨今の省人化やIoT、DXの推進の流れにおいて、従来より都内施設(美術館・博物館・図書館・市民ホール・体育館等)におけるインクルーシブ性の向上やメンテナンスのコスト削減に期待が寄せられています。引き続き、フィジカルとデジタルの双方の良さを活かした持続可能な施設運営とインフラ整備を推進します。

Project Information
Client: 江戸東京たてもの園
Year: 2022.01.31

Credit
Narration:米山勇研究員(江戸東京たてもの園)
Sound: 増田義基

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Aurisを活用して、リアルとデジタルの融け合う様々なユースケースを一緒に育てていく施設・事業者のパートナーを広く募集しています。秋葉原の弊社スタジオ「複合現実クラブ」にてAurisを実際に体験していただくことも可能です。取材やご質問などもこちらからお問い合わせください。

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